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ガス給湯器の費用相場を解説!費用を抑えるポイントとは

最終更新日:2024年01月31日
ガス給湯器 交換 費用

「お湯が冷たい!もしかして、給湯器が故障したのかな?」

日々の生活に欠かせない温かいお湯。温度が十分に上がらなかったり、そもそもお湯が出ないというトラブルが発生した場合、給湯器の故障を疑った方が良いかもしれません。

給湯器が故障した場合は交換か修理かを検討することになりますが、交換にかかる費用相場はどのくらいなのでしょうか。この記事では、ガス給湯器の交換にかかる費用相場と、その費用を抑えるためのポイントを詳しく解説します。また、給湯器を修理するべきか、それとも新しいものに交換するべきかの判断基準についても触れていきます。

給湯器の交換および修理について正しい知識を身につけ、適切な対応ができるようにしましょう。

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ガス給湯器の交換にかかる費用相場

ガス給湯器の交換にかかる費用相場は、一般的に10万円〜20万円前後です。

機能交換費用
給湯専用約8.7~14.7万円
オート約14.9~19.4万円
フルオート約16.2~21.1万円

交換する機種や居住環境によっても異なりますが、主に以下の3つの要素によって金額が変動します。

  1. 設置方法
  2. 号数
  3. 機能性

設置方法

居住環境が戸建てかマンションかによって、ガス給湯器の設置方法が異なり、交換にかかる費用も変動します。

戸建ての設置方法は、以下の3つのパターンです。

  • 壁掛けタイプ:家の外壁に掛けて取り付けるタイプ
  • 据え置きタイプ:屋外の地面やブロックの上に取り付けるタイプ
  • 浴槽隣接タイプ:据え置きタイプの一種で、浴室に面した外壁部分の地面やブロックの上に設置するタイプ

マンションの設置方法は、以下の2つのいずれかのパターンです。

  • 壁掛けタイプ:マンションのベランダに掛けて取り付けるタイプ
  • PS(パイプスペース・パイプシャフト)設置タイプ:PSの扉がない場合と、扉の内側に入っている場合がある

基本的に給湯器は現在と同じ設置タイプの商品への交換となります。特にマンションにお住まいの場合、設置タイプを変更することはできません。

号数

給湯器の号数はその容量を表します。号数が大きいほどより多くのお湯を供給できますが、それに伴って価格も高くなります。

号数は、給湯器の本体に貼ってあるシールで確認可能です。家庭用では一般的に16〜24号が選ばれますが、家族の人数や使用する水量によって適切な号数が異なります。

号数特徴おすすめな人
16号湯量が少なく一度に2ヶ所以上で利用しづらい1人暮らしにおすすめ
20号シャワーと給湯を同時にできる2人家族におすすめ
24号シャワーと給湯、さらにキッチンでも同時に使える4人以上の家族におすすめ

これまでの給湯器のお湯の供給量に不便を感じていないなら、現在の給湯器と同じ号数のもので問題ありません。一方で、現在使用しているものよりも大きな号数の給湯器に交換する場合、交換にかかる費用は割高になります。

ただし、配管とガスメーターの容量の関係で号数を変更することができないこともあるので、給湯器の号数を変えたい場合は専門業者に確認するようにしましょう。

機能性

給湯器の交換費用は、機能性によっても変わってきます。中でも、暖房機能の有無は交換費用に大きく影響を与えます。

暖房機能付きの給湯器は、お湯を使った床暖房や浴室暖房などを備えたモデルのことです。通常の給湯器に比べて価格が高くなりますが、冬季の快適性の担保や暖房費用の削減に役立ちます。暖房機能ありの給湯器への交換費用は、なしのものに比べると高額になるので、すでに取り入れている場合や今後取り入れたいと思っている方は、交換時の予算は高くなることを認識しておきましょう。

反対に現在暖房機能付きを使っているところから使わない選択をする場合は機能性を下げることも可能です。その場合は交換予算は安くなります。

交換にかかる費用を抑えるためのポイント

給湯器を交換する際には、ある程度のまとまった出費を覚悟しなくてはなりません。しかしながら、ポイントを押さえておくことで費用を抑えることができるかもしれません。ここでは、給湯器の選択におけるコスト削減の3つのポイントについて解説します。

1. 給湯器の種類をガスに変える

環境省の調べによると集合住宅の「8割弱」がガス給湯器を使っていますが、給湯器には大きく分けて「ガス給湯器」「電気給湯器」「石油給湯器」の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自宅の状況や使用習慣に合ったものを選ぶことが重要です。

  • ガス給湯器:ガス給湯器は一般的に初期費用が低めですが、ガス代のランニングコストがかかる点がネックです。エコジョーズのような高効率タイプは初期費用が高いものの、長期的に見るとガス代の節約につながります。
  • 電気給湯器:電気給湯器は設置が容易ですが、ガス給湯器と比べて初期費用が高くなることがあります。しかし、メンテナンス費用が低く、長期的に見るとコスト効率が良いこともあります。
  • 石油給湯器:石油給湯器は灯油を使用するため、灯油価格の影響を受けますが、ガスや電気が利用できない地域での選択肢として有効です。

給湯器の種類によって年間のランニングコストと、10年以上使った時の総額に変化が出ます。家計と相談して、今使っている給湯器の使用料(ガス代、電気代)が高ければ、形式を変更するのも検討してみてください。

種類年間ランニングコスト耐用年数使った場合の総額
ガス給湯器(都市ガス)約7万3,200円15年:約109万8,000円
電気給湯器約15万8,400円15年:約237万6,000円
石油給湯器約8万1,600円10年:約81万6,000円

2. グレードを抑える

給湯器には基本的な機能のみを備えたスタンダードタイプから、追い焚き機能や省エネ機能を備えたハイグレードタイプまで、様々なグレードが存在します。

基本的な機能のみを備えたスタンダードタイプの給湯器は、価格が比較的低く抑えられます。必要最低限の機能で満足できる場合は、このタイプがコストを抑える選択肢となります。

省エネ機能や追い焚き機能など、快適性や効率性を高める機能を備えたハイグレードタイプの給湯器は、初期費用が高くなります。しかし、長期的に見るとエネルギーコストの削減につながることもあります。

3.複数の業者から見積もりをもらう

ガス給湯器の交換には専門の資格が必要となるので、自身で交換することはできません。必ず専門の業者に相談することになります。

その際に、複数の業者から見積もりを取ることで、一般的な相場を把握し、適正な価格でサービスを受けることができます。また、異なる業者間で価格やサービスに差がある場合、それを交渉材料として使用できます。

ガス王では最大3社に無料で一括見積もり依頼ができ、お得にガス給湯器を交換できる場合があるので、ぜひご活用ください。

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交換か修理、どちらが良い?

給湯器が故障した場合、修理するか交換するかの選択肢があります。どちらが最適かは、給湯器の寿命、修理費用、そして給湯器の性能の3つの点を考慮して、検討してみましょう。

給湯器の寿命

給湯器の寿命は一般的に10年から15年とされています。給湯器がこの期間を超えて使用されている場合は、新しいモデルに交換することを検討すべきです。新しい給湯器は、性能が良く、故障のリスクが低いため、長期的なコスト削減に繋がります。

ただし、給湯器が比較的新しく、まだ十分な性能を保っている場合は、修理の方が経済的かもしれません。

修理費用

修理費用は、給湯器の種類、故障の程度、そして修理に必要な部品によって異なります。一言に「給湯器の故障」と言っても、リモコンなど装置の故障の場合もあれば、給湯器本体の故障、ある一部の部品の故障、のようにパターンがあるからです。

安全装置などの修理であれば7,000円から8,000円、電源装置などの部品交換であれば10,000円程度で修理が可能です。燃焼装置系と呼ばれるバーナーや点火装置、圧力センサーや温度センサーなどの部品は、他の部品と比べて相対的に高く17,000円程度の費用が発生します。

修理をお考えの際は複数の修理業者に見積をお願いし、費用や業者の対応態度などを比較し気持ちよく請け負ってくれる業者に修理をお願いしましょう。

給湯器の性能

最新の給湯器は、省エネ機能などを備えています。もし現在の給湯器が古いモデルである場合、新しいモデルに交換することで、エネルギーコストの削減や使用時の快適性の向上が期待できます。また、新しいモデルは一般的に保守的な機能も優れているため、長期的に安定した性能を保つことが可能です。

給湯器の交換と修理のどちらを選択するかは、給湯器の現在の状態と将来的にかかるコストを考慮して決定する必要があります。給湯器が古くなっている場合や、修理費用が高額である場合は、新しいモデルへの交換が最適かもしれません。

また、新しい給湯器の性能の向上を重視する場合も、交換を検討する価値があります。一方、給湯器がまだ新しく、修理費用が比較的安価である場合は、修理で対応する方が経済的です。

まとめ

給湯器が故障した場合は、状況に応じて交換か修理かを判断することで、費用を抑えることができます。また記事で紹介したようなちょっとしたポイントを抑えるだけで、お得に給湯器を交換することができます。

しかし、給湯器の問題は専門的な知識が必要な場合が多く、自己判断での対応が難しいこともしばしば。特に、修理が必要か、それとも全体的な交換が適切かの判断は、専門家の意見を聞くことが最善です。また、予期せぬ故障や性能の低下に気づいた場合は、迅速に対応を求めることが重要となります。

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