おいだきできない時の解決策！業者を呼ぶ際の注意点を解説

最終更新日：2023年12月07日

「昨日までできていたおいだきができなくなった！壊れちゃったの？」

お風呂の追い焚きが使えなくなると不便ですよね。温かいお風呂に入りたいのに、すぐお湯が冷え切っちゃいます。

追い焚き機能が使えない状況は、そもそもお湯の量が足りていない時にも発生します。お湯を足しても解決しない場合は、給湯器の設定が間違っているか、給湯器が故障しているかもしれません。すぐに修理が必要な場合や、自分でできるちょっとした対処ですぐに動くようになることも。大事なのは、原因に応じた適切な対処法を知っておくことです。

ここでは、追い焚き機能が使えなくなる主な原因と、自分でできる簡単な対処法、専門の業者に修理や交換を依頼する際の注意点も解説していきます。

日々の快適なバスタイムを保つためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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急においだきができなくなる原因

急に追い焚き機能が使えなくなっても、簡単に解決することがあります。ここでは、追い焚きができなくなった時に考えられる原因を5つ紹介します。

給湯器の電源が切れている

当然ですが、給湯器の電源が切れていると追い焚きを含むすべての機能が利用できません。給湯器の電源は、給湯器本体のスイッチや、リモコンのスイッチで切り替えることができます。誤って電源が切れていないか確認してみましょう。

湯船にお湯の量が足りない

追い焚き機能は湯舟のお湯を循環口から吸い込み、給湯器内で温めてからお湯を浴槽に戻す仕組みです。そのため、追い焚きをする際は循環口よりも高い位置にお湯を張っている必要があります。

湯舟のお湯が循環口よりも低い位置にあると、ポンプが水を吸い上げることができず、追い焚きが機能しなくなります。

設定が間違っている

お風呂のリモコンで設定温度を確認してみてください。追い焚き温度の設定が間違っていると、追い焚きをしても十分にお湯が温まらないと感じます。

例えば、追い焚き温度を「38℃」に設定している場合、浴槽内の温度が「38℃」以上になると、追い焚きが終了してしまいます。追い焚き温度はリモコンから設定ができます。

天候に影響を受けている

お風呂の給湯器は雨や風、雷、雪、寒波などの天候による被害を受け、正常に作動しないことがあります。

例えば、台風やゲリラ豪雨などの直後は、給湯器の周囲が水浸しになっていることもあるでしょう。給湯器本体や配管が水濡れして、故障している可能性があります。また、厳寒期では給湯器の配管が凍結して動かなくなってしまうということも。

リモコンの設定に問題がないにも関わらず追い焚きができない場合は、天候の影響がないか考えてみましょう。思わぬ怪我に繋がってしまうこともあるので、不安がある場合は無理に追い焚き機能を付けず、専門業者に連絡するようにしましょう。

給湯器本体が故障している

諸々確認した上でも動かない場合は給湯器の故障を疑いましょう。給湯器は、経年劣化や部品の故障などにより、正常に作動しなくなることがあります。

給湯器の故障が考えられる場合は以下の点を確認してみましょう。

追いだきのボタンを押しても、追いだきが始まらない
追いだきが始まっても、湯舟の温度が上がらない
追いだき中に変な音がする
循環口からお湯が出ない

上記の点に該当する場合は、給湯器の故障が原因である可能性が高いため、専門の業者に修理・交換の依頼が必要です。無理に追い焚きを行うと、給湯器の故障を悪化させる可能性があるため、速やかに業者に連絡しましょう。

物流の強化により、給湯器の交換は非常に早くできるようになってきました。午前中に発注すれば翌日には届く状態です。

また、給湯器が故障した場合、火災保険の適用になる場合があります。ただし保険の適用には一定の条件が設けられています。利用できるかどうかは保険会社に連絡して対応を確認しましょう。在庫を抱えている業者も増えているため、保険会社への連絡は極力早くしていただいた方が良いです。

業者を呼ぶ前に自分でできる対処法

ここまでで解説してきたように、追い焚きができないからと言って、必ずしも機器が故障しているというわけではありません。業者を呼ばずとも自分で対処できる可能性があるので、まずは以下の方法を試してみましょう。

給湯器の電源を入れ直す
湯舟の湯量を増やす
給湯器の設定を確認する
追い焚き機能をオフにして、再度オンにする
給湯器のフィルター掃除をする

給湯器の電源を入れ直す

給湯器の電源が入っていないと、当然追い焚き機能を利用することはできないので、電源を見るのが先決です。

まずは次の項目を試してみましょう。

給湯器本体のスイッチがオフになっている
リモコンのスイッチがオフになっている
給湯器の電源コードが抜けてしまっている

湯舟の湯量を増やす

電源が入っているのに追い焚きできないなら、湯舟の湯量を増やします。お湯を足してから追い焚きをすることで解決できる可能性があります。

一般的に湯舟のお湯が循環口より5cm以上あれば、追い焚きができるようになります。

追い焚き機能をオフにして、再度オンにする

追い焚き機能は給湯器の電源が入っている状態で追い焚きボタンを押すとオンになります。しかし、給湯器の内部で何らかの誤作動が起きた場合、うまく作動しないこともあります。

このような場合は、一度追い焚き機能をオフにしてしばらく待ってから再度オンにする、または、電源を一度落としてリセットすることで解決するケースも少なくありません。

これにより追い焚きができるようになった場合は、特に修理などの必要はありません。

給湯器のフィルター掃除をする

お湯の循環を行うために、給湯器には湯舟と給湯器をつなぐ配管にフィルターが設置されています。フィルターは髪の毛やゴミなどの異物を除去する役割を果たしていますが、汚れが溜まると追い焚き機能がうまく作動しなくなることも。

フィルターを掃除することで、正常に作動するようになることがあります。フィルターを掃除する際には、必ず給湯器の電源を切ることを忘れないようにしましょう。火傷や思わぬ怪我につながる可能性があります。掃除後の取り付けが甘いとエラーで追い炊きできないこともあるため、ちゃんとフィルターがセットできているか確認しましょう。

なお、フィルターの掃除は、定期的に行うことが大切です。できる限りこまめに行うようにしましょう。

これらの対処法を行った上で追い焚きができないという場合は、機器が故障している可能性が高いので、専門業者に連絡しましょう。