コラム

給湯器が水漏れしたらまずすること!原因と放置の危険性を解説

最終更新日:2023年11月14日
給湯器 水漏れ

給湯器からの水漏れは急を要するトラブルです。漏れを発見したら、まずは給湯器の電源をオフにし、他の水栓も閉じて被害を最小限に留めましょう。

給湯器自体が悪いのか、配管や接続に不具合があるのかなど、原因は状況によりさまざまです。本記事では、給湯器から水漏れしたときにまずするべきこと、修理料金を紹介します。

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給湯器が水漏れしたらまずやること

給湯器からの水漏れが発生した場合、まず最初に取るべき対応策は以下の4つです。

  1. 給湯器の電源をオフにする
  2. 水漏れしている箇所を確認する
  3. (できれば)給湯器へのガス・給水栓を閉める
  4. 修理業者に依頼する

各項目を順に確認していきましょう。

1.給湯器の電源をオフにする

給湯器 水漏れ

水漏れが確認されたら、ますます被害を拡大させないためにも、給湯器の電源を即座に切りましょう。他の水栓も同時に閉じることで、被害を最小限に食い止めることができます。

エラーコードが表示されていた場合は、しっかりメモを取り、業者に詳細を伝えるよう心掛けましょう。

2.水漏れしている箇所を確認する

給湯器 水漏れ

給湯器の運転を停止させた後、水漏れがどの箇所から発生しているかを確認します。漏れている場所によって対処法が異なるため、業者に的確な情報を提供することで、対応がスムーズに進みます。

特にタンク、配管、および部品接続部分などが水漏れのポイントとなります。水抜き栓からの漏れは通常意図的な操作であるため、慌てる必要はありませんが、継続的な漏れは修理を検討するべきです。

3.(できれば)給湯器へのガス・給水栓を閉める

給湯器 水漏れ

水漏れ箇所が特定できたら、給湯器へのガス・給水栓をできるだけ早く閉めましょう。電源を切っておくことで感電の危険性を減少させます。もし心配な場合は電源を完全に切断したり、ブレーカーを落としたりする対策も検討してください。

何も対応せずに放置すると、一酸化炭素中毒や火災につながってしまいます。給湯器からの水漏れを発見したら、事故が起きる前に早めに対応しましょう。

4.修理業者に依頼する

給湯器 水漏れ

給湯器からの水漏れに関しては、ほとんどの場合、修理業者に依頼することが不可欠です。水漏れトラブルが発生した場合は、自分で全て対応してはいけません。慣れていない修理作業を自分で行っても、かえって問題を引き起こす可能性があるためです。

信頼できる修理業者に依頼すれば、確実に直してもらえます。賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんを通じて、契約している修理業者に迅速な対応を依頼しましょう。

給湯器が水漏れしてしまう4つの原因

給湯器が水漏れする原因は主に以下の4つです。

  • 経年劣化による水漏れ
  • 配管の凍結
  • 施工不良
  • 水抜き栓からの水漏れ

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

経年劣化による水漏れ

長期間の使用により、給湯器のパーツが劣化し、水漏れが発生することがあります。特にゴム製のパッキンは約10年で劣化し、弾力を失ってしまいます。これによりパッキンの効果が低下し、水漏れの原因となります。

耐用年数が10年程度なので、10年近く使用した給湯器の場合は劣化が原因である可能性が高いです。耐用年数を過ぎた場合は、給湯器の交換を検討しましょう。

配管の凍結

寒冷地域では冬季において、配管の凍結による水漏れが頻繁に発生します。水が凍結し膨張することで配管が破裂し、水漏れが発生します。凍結予防が不足している地域では、水を使わない時間帯でも少量の水を流し続けるなどの対策が必要です。

施工不良

新しく給湯器を取り付けたにもかかわらず、水漏れが発生する場合は、施工不良が考えられます。特に取り付け時の配管の接続が不十分だと水漏れが生じやすいです。給湯器を使用することで水圧がかかり、施工不良が原因で後から水漏れが発生することもあります。

取り付けたばかりの水漏れは、取り付けを行った業者に連絡をして修理・交換の対応をしてもらいましょう。

水抜き栓からの水漏れ

給湯器を一定期間使用しないと、水抜き栓から水漏れが生じることがあります。給湯器は内部圧力が高まると、減圧のため水を排出する機能が備わっています。これが作動して水漏れが発生しますが、少量であれば通常の機能です。

しかし、頻繁な水漏れや大量の水が漏れる場合は故障の可能性があるため、修理業者に点検してもらうべきです。

給湯器からの水漏れが原因で発生する3つの事故

給湯器 水漏れ

給湯器からの水漏れによる影響は、壁や床に浸水することだけではありません。最悪の場合命に係わる危険性があります。ただの水漏れと素人判断はしないでください。関連して発生する事故を例を紹介します。

  • 一酸化炭素中毒になる
  • 階下が水浸しになる
  • 火災につながる可能性がある

一酸化炭素中毒になる

給湯器から水漏れの原因があると、内部のガスが不完全な燃焼を起こしてしまう場合があります。不完全な燃焼で一酸化炭素が発生し、一酸化炭素中毒になる危険性があるのです。一酸化炭素中毒は、自分では気づきにくく、最悪のケースでは命に関わる場合があります。

階下が水浸しになる

2階以上に設置された給湯器の場合、下の階まで浸水する恐れがあります。階下の部屋を濡らしてしまうトラブルなどにつながってしまうでしょう。

水漏れは自宅だけの問題ではなく、近隣住宅に迷惑をかける場合があるので十分に注意しましょう。

火災につながる可能性がある

給湯器からの水漏れが原因で、火災につながる事故があります。たとえば、電気ショートが起きてしまうと、大容量の電流が流れて大きな火花が発生します。電気ショートは、電気火災の原因になるため、とても危険です。

火災が起きると近隣住宅にも迷惑がかかるので、給湯器からの水漏れを発見したら、すぐに対処するようにしましょう。

給湯器の水漏れを修理するときの料金

給湯器修理の料金は、作業内容によって異なります。たとえば、配管からの水漏れの場合は15,000円~、給湯器自体の故障の場合は3万円以上が相場です。給湯器自体が壊れていると本体取替えが必要になることもあります。

給湯器を10年程度使用していると、修理箇所が多く、生産終了している部品は特注が必要になり、修理代が高くつきます。また、一度修理をしても別の箇所が壊れて修理が必要になる場合が多いので、交換した方が安く済む場合があります。

給湯器を交換する場合の費用相場は、安いものならば本体代金+取り付け費のセットで10万円弱です。修理よりも交換の方が安い場合がありますので、見積もりを取ってよく比べましょう。

給湯器の交換を依頼できる業者・店舗の種類一覧水漏れをしたときはどこに連絡するとよい?

給湯器の交換を依頼できる業者・店舗の種類は、主に下記の4種類になります。

給湯器の交換を依頼できる業者信頼性価格技術力スピード
給湯器交換専門会社
ガス会社
ホームセンター
大手家電量販店

給湯器交換専門会社は、本体価格を割引してくれるケースがあったり、技術力が高かったりします。また、地元の専門業者を選べばスピーディーに対応してくれるケースが多いです。そのため、給湯器交換の専門業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

本記事では、給湯器から水漏れしたときにまずするべきこと、修理料金、業者比較を紹介しました。

給湯器が水漏れしたら、まずは給湯器の電源をオフにし、水漏れしている箇所を確認するとよいです。自分で修理すると不完全になるので、修理業者に依頼するのがおすすめです。給湯器交換専門会社は、信頼性・価格・技術力が他の業者よりも優れています。

給湯器の水漏れを発見したらすぐに対処し、早めに修理業者に相談するようにしましょう。

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